ゴールデンウィークは室蘭へ

18まで暮らした室蘭から札幌へ来て、既に札幌在住期間のほうが遥かに長くなってしまったぼくですが、事あるごとに鉄の街室蘭には帰省しています。

室蘭時代のほうが短くなってしまっても、故郷愛は変わりません。

むしろ、室蘭推しな気持ちは年々強くなってるかもしれません。

地元からいただくインスピレーション

北海道のこの時期といえばやはり桜。

今年はちょっと開花が早かったけど、室蘭もそれなりに咲いていて見応えがありました。

生憎の天気でちょっぴり残念だったものの、外出時はかろうじて天気はもってくれた。

旧室蘭駅から向かいの階段を登り道路に出たあと、さらにしばらく階段を登るとたどり着く室蘭八幡神宮。地元民は何故か「八幡さん」とさん付けで呼ぶ年配の方々が多い。

そんな自分も「八幡さん」と神社に「さん」をつけて呼ぶ。

明治神宮を「明治さん」とか、靖国神社を「靖国さん」などと呼ぶ人はなかなかいないでしょう?

しかしここ室蘭では「八幡さん」で通じてしまうんですね。

一眼レフも持っていたものの、ちょっぴりめんどくさくてスマホでパシャパシャ撮る。

八幡さんを裏から抜けて、幕西町の坂の上に出る。

裏側もなかなか見応えありました。

幕西の坂はその昔遊郭

幕西町といえば、ひと昔前までは市内で一番栄えてた商店街の裏の山。

現在はプリンスホテル、30年前は丸井さんがあった場所の裏に位置する。

そうそう、道民は百貨店の「丸井今井」も「丸井さん」とさん付けで呼ぶ。

もちろんここ室蘭民も例外ではない。

八幡さんと丸井さんは室蘭民に敬われて並んで立ってたようなもの。

みんな「さん」をつけて呼ぶんですね。

そんな幕西町は山の中腹にある町で、地形も何本もの坂からなる入り組んだ町だ。

ぼくらが生まれるずっと前には、入り組んだ町並みには遊郭があったらしい。

そんな場所を眺めながら坂を降りてきた。

こういう歴史背景を考えながら散歩すると、自分の感性が刺激されるような気がしてならない。

古い町並みが持つ歴史を感じて、どこかで感じたものが作品の中でいい影響が出ればと思う。

崖の上の喫茶店

何でもアートだ制作物だに結びつけるワケではないが、室蘭にはいい意味・悪い意味、どちらの意味でも古いものが健在だ。

空き家になっている建物は気になるところだが、こういった雰囲気を大切に壊さないように維持できたらいいのになと感じる。

そんな思いから、およそ25年ぶりに訪れてみたいと思った場所へ行ってみた。

崖の上に建つ喫茶店「ランプ城」である。

今回はこちらが目的だったので、カメラを出してみた。

高校時代に来たことがあった喫茶店。

当時はお酒も置いてたんですが、現在は完全な喫茶店。

時代錯誤なこの雰囲気の中にいると、自分の作品にも何かしらの影響が反映されるのでは?と思ってしまいます。

今流行りのカフェには無い、いい意味で古臭く昭和がそのまま生きてる場所。

小洒落たイマドキのカフェも悪くはないが、こういった古い喫茶店には今風にデザインされつくしたカフェには無い、個店それぞれのオーナーさんの趣味だったり、客層の雰囲気が反映された独特の空気感がある。

最近のカフェには全く感じられない空気感が、古い喫茶店のサービスの一部なんだと感じる。

「どちらから来られたんですか?」とオーナーのおばあちゃんに訊かれたので、

「札幌からですが、18まで室蘭にいたんです。高校時代に何度かお邪魔したことがあったので、懐かしくなって来てみました。」

と答えたら

「あらあら、ヤンチャなさってたんですね~」と笑われた。

「室蘭はどちらだったんですか?」とさらに訊ねられたので、「母恋です」とこたえると、おばあちゃんもしばらく母恋に住んでるらしく、母恋トークで少し盛り上がった。

とにかく、色々と気持ちに何かを訴えてくるような場所である。

この雰囲気の中コーヒーを飲みながら、ぼーっと何もしないのも素敵な時間だと思ったのだ。

今後の制作に、何かしら活かされるような場所だなと改めて思ったのでした。

そんなぼくの活動ですが、5/19日(土)に、また塗り絵のワークショップを開催いたします。

是非是非、気軽な気持ちで参加してほしいと思ってます。

そして、次回からはちょっとした企画も考えました。

皆勤賞!と行ったらなかなか難しいかもしれませんが、スタンプラリーにチャレンジしてみてください。

塗り絵、色鉛筆の使い方、テクニックなども惜しみなく教えますので、塗り絵も上手になってスタンプためて、特典を手に入れちゃう!という楽しみ方も出来ると思います。

そして、ちょっと実験的に。

評判のいい原画なんかをTシャツやその他グッズにしちゃおう!かなという試みです。

色々と考えてますので、こんなぼくで遊んでやってください(笑)