もうサービス終わっちゃったと思うので、むか~し作ったゲームのグラフィックを少々。

正直、色々と制作するに当たって大変だった部分が多かったけど、すんごく楽しんで作ったグラフィックです。

珍しくスマホゲームのグラフィック

ぼくのところに話が来たときの内容が印象的でよく憶えている。

ゲームを制作する際のCG制作を取り仕切っている女性ディレクターからの話。

 

「新しく配信されるゲームのグラフィックを手伝ってほしいのですが・・・いわゆるエロゲーなんです。」

「オレ、エロい絵は描こうと思ったら描けるけど、描きませんよ」

「知ってます!手伝ってほしいのは背景です!進行画面です!」

「だったら大丈夫です!」

 

なんて感じの内容だったと思います。

古い話なので正確な文言は憶えてないですが、話の内容的にはこういったニュアンスで仕事がスタートしました。

思った以上に大変な作業はカジノ

大変だった大変だったと言っていますが、何が大変だったかというと、求められた絵の仕様。

カジノで使われるゲームの台だったり小道具だったり・・・

思った以上にリアリティを追求されました。

そして、3Dで制作するといいのかもしれませんが、2Dで作った絵がいいということ。

さらにアニメーションできる仕様ということ。

まあ、ぼくは3Dはできないので、2Dで作るしかないのですが・・・

サイコロのゲーム

こういったカジノゲームをぼくはすることがないので、ゲームの名前がよくわからん(笑)

カンタンに言うとサイコロのゲームですね。

こういった台の上で行うらしいのです。

これを2Dで起こしていきます。

まあ、こんな真上から見たような絵だと非常に楽なんですが、色々と要求が進んでいくわけです。

すると、自分もなるほどー!そりゃそうだ!

とか思っちゃうわけです。

そして、要望に沿った絵を完成させちゃる!って燃えちゃうわけですが、これは2Dなんですね。

3Dでアングルを変えればいいというわけじゃないんです。

それでも、光源やパースを考えつつ絵を描き直すワケです。

1からスタートです。これが大変な理由なんですね~(笑)

角度が変わるとパース(遠近)も変わります。

真上から作った絵も利用しないことはないのですが、2Dだったものを3Dで見えたようにするには大変なのである。更には、ゲーム進行の絵になるので、サイコロをふったシーンなんかが必要になります。

要はアニメーションになる絵も作るわけですね。

大変だけど、とっても楽しい。

動いた状態を完成させるとテンションあがります。

こんな感じでサイコロの絵を作ったのです。

スロットゲームのマシーン絵

割とみんながイメージするスロットは安易に想像つくだろう。

いただいた参考画像も、安易に想像できるスロットそのものだったです。

 

だけど、それじゃつまんなくね?

自分が描くなら、もっとスンゲー感じに仕上げて、先方を喜ばせなければ!

と思って、マシーンそのもののディテールをデザインして凝った絵にしてみたのです。

ただの四角い箱じゃなく、色々と仕掛けがあるような・・・

ぼくの中ではグーニーズな感じのイメージで描いたつもり。

例えが古いですね~(笑)

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これもよく憶えています。

どんな絵が上がってくるか想像はしてたんだと思います。

しかし、ちょっと斜め上いきすぎてたのかもしれません。

ビックリしてました(笑)

ルーレットなゲーム

実は、これが一番苦労したグラフィックの数々!

ゲーム自体の台も、真上からみればなんら大したことのないグラフィックの話であろう。

誰もがイメージするルーレットはこんな感じでしょうか?

この手のもので、真上から見た絵ほどカンタンなものはありません。

そんなに複雑な形状をしていないのです。

人生ゲームじゃありません。
力加減を失敗しても土台からはずれて飛んでいったりしません。

まあ、ぼくはこういったゲームを一切しないので、細かいディテールなど一切わからないので、この真上の絵を作るのにも、ネットで散々調べました。

なので、この真上からの絵はソコソコいいとこ描けたと思いました。

が、これもサイコロ同様に・・・・

アニメーションにしてみる

これを、角度をつけた上に、回ったルーレットの中に玉が投入されるのだ。

ゲームスタートの際にそんな状況のアニメーションが必要になるのだ。

実はこれが正直時間がかかったグラフィックです。

これも前述したサイコロと一緒です。

別アングルで角度がついた瞬間から、もう一度絵を1から描き直さないとダメなのだ。

頑張りました!

厚さがあったのも予想外に手間がかかりました・・・

ですが、なかなか上手くできたと思っています。

トランプ、カードゲームの台

カジノのゲームといえばカードがメジャーだろう。

ぼくのようにそういったゲームに疎い人間でも、カードゲームは馴染み深い。

そしてルールは「ブラックジャック」か・・・

そんなブラックジャックを、本格的な台の上でやったことがある人はどれほどいるであろう・・・

正直、自分もそんなブラックジャックを楽しむ台というものをあまり理解はしていませんでした。

コインを貯めておける台の作りもそんな要素の一つである。

そしてこちらもアニメーションが前提なのである。

こんな具合で引いたカードなどが展開されていくわけです。

あたったら光っちゃたりして。

人間は学習するもの。
正直、角度のついた土台をはじめから制作していたので、土台自体を苦労して描き直すということはなかったのですが、カードの動きが多かった・・・

動きが多い=アニメーションが多いということ・・・

素材の数が非常に多かったのです。

苦労した部分は多かったが充実した内容

今回紹介した絵は2D制作です。

しかし、要望を整理すると3Dなイメージ・・・

そのあたりを2Dしかできない自分だったらどう表現するのか。

そして、アニメーションである。

もしかしたら3D制作していたら、色々と効率的にできたのかな~なんてことを、このときのことを思い出すと今もそんな風におもうのである。

ただ、そんな状況でのグラフィック制作・表現をしていくにあたって、色々工夫しながらビジュアル的に3Dにも負けないものを作ってやろう!と取り組んでいたのが、とても楽しんでいたな・・・

と振り返ってみました。

これがエッチなゲームなんですよ

そして、このゲームの進行画面になるわけですが、この絵だけを見ていたら、エッチなゲームだとは想像できないですよね?

ゲームを進めていく要所要所、節目節目にイベントが刺さって、そのシーンがエッチらしい(笑)

この絵を納品した後、ゲーム配信のサービスがはじまったのも知っていたが、ぼくは遊んでいない。

ちょっとやっておけばよかったかな~

なんて思う今日このごろでした。