最近動画サイトなどでよく目にするリアルな鉛筆画。

女優やアイドルなど、人の顔をまるで写真と見間違えるほど精巧に書き込んでいく技術。

これは、自分にもできるのだろうか・・・

絵を描くことを生業としていれば、そんな風に思っちゃいますよね。

鉛筆画にチャレンジしてみよう!題材は本田翼さん

実はものすごく大変そうに見えて、意外とカンタンなんじゃないだろうか・・・

「模写」でしょ?写真と同じく描けばいいんでしょ?誰でもできんじゃね?

と世の中なめた感覚で、そんな風に思ってはじめてみました。

題材はネコ耳をつけた本田翼さんで。

まずは翼ちゃんの下絵を入れよう!

まずは、ネコ耳本田翼さんの写真をコピーし、それをベースに上から線を引いてグリッドで区切っていく。

さらに、うすーく同じ間隔にグリッドをひいた白い紙に、座標を広いながらトレースをしていきます。

座標を拾っていくと上手くトレースできると思います。

「模写をしていく」
この写実的に描くという作品を作りあげるには、最初のこのトレースが肝心だと思います。

ここで失敗しちゃったら、似るものも似なくなっちゃうので、ここに全精力を注ぎこんでもいいと思います。

そんなキモチで描いてみてください。

グリッドを細かく引けば引くほど、どこに何があるか分かってくると思います。

下絵が出来たらひたすら忠実に塗っていくべし

下絵にそって薄~く色をつけていきます。

明るいところは薄く、暗いところは少しずつ濃く。

元になる写真と睨めっこしながら、ひたすら塗って行きます。

ただそれだけの作業。

ぶっちゃけ、単なる模写である。

時間をかけて丁寧に描き進めていけば、はじめにグリッドを引いて割り出した下絵があるので、割と誰にでもできる作業だと思います。

似顔絵はなかなか描けないけど模写はできる。なんて人もいるかと思います。

はじめの下絵さえ、目の位置、鼻の位置、口の位置、幅、そういったバランスを元絵から忠実に落とせていれば、あとは陰影をつけていくだけの作業なのである。

 

誰にでもカンタンにできると思います。

 

そう聞くと、元の下絵がいかに大事かがわかるでしょう。

ちょっとずれてると、全く違った印象になってしまいます。

 

すこーし塗ったら、ティッシュなんかでこすって馴染ませて、細かい部分は綿棒でこすって馴染ませて・・・

このこすって馴染ませるという行為

本気のデッサンをやってる人とかには怒られそうな行為

 

デッサンは、物の形を捕らえる練習でもあるので、目安で描いた線や汚れは、次なる目安になります。

キャンパスにある程度描いた絵も、タオルなんかでたたき落としてしまったり・・・

そうやって、人の目で見えたままの形を捕らえていくのです。

 

ですが、この鉛筆画・・・

 

カメラの単眼を通して捕らえた写真を、コピー機のように写していくわけです。

スキャナーズです。頭が割れてしまいそうです。

けっこう細かく塗っていく作業が苦痛です。

長い時間、同じ写真と向き合いながらひたすら写すという行為をしていると、何が本当の実態だったか分からなくなります。

頭がおかしくなったかと思います。

スキャナーズです。

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疲れたら一服しましょう

そんな袋小路にはまってしまったら、一服します。

この息抜き大事です。

いくらネコ耳つけたかわいい本田翼さんをずっと見ていても、脳みそは疲れてきます。

 

個人的に思うことなんですが、前述した通り人間は普段、二つの目で目標を見てピントを合わせているのですが、モチーフにする題材はだいたい写真が多いでしょう。

一旦カメラの単眼を通して写された世界を、さらに二つの眼で見て脳に伝えてるわけだ。

これが疲れる原因なのでは?

疲れてしまって似てるかどうか、なんだか分からなくなる。

ただの座標落としな作業の「模写」という行為に疲れてしまうんですね。

 

なのでちょっと遊びます。

細かい部分を馴染ませるために綿棒を使ってこすっていたら、ステキな感じに育毛されたみたいになったので、顔を描いてみる。

夢中になってしまいます。

なんだか闇を抱えた、疲れはてたオッサンばかりになってしまった・・・

まあ、こんなことをして気晴らししましょう。

 

で、ぼくの場合、この遊びの世界に夢中になりすぎて、帰ってこれなくなることが多々あります。

反省・・・

 

しかし、クオリティを高めた鉛筆画を完成させるためには息抜きも大切だとおもいます。

作業再開!飽きないでやりぬくキモチが大切

ぶっちゃけ、黒い部分が多かったり、着ているもの、身に着けているものによって、モチーフ選びを間違えるとヒドイ目に合います。

この時もそうでした・・・

「ネコ耳カワイイ!コレだ!」

と、思ったのですが、レースな部分、真っ黒な部分が多すぎる・・・

そんな事を思いながらも、なんとかある程度まで塗りすすめる。

鉛筆は4Hのカタ~イものから、10Bのやわらかーいものまで準備している。

 

明るい部分を塗るときは固めの鉛筆で柔らかく。

暗い部分を塗るときは柔らかめの鉛筆で力強く。

濃淡のコントラストを意識して塗っていきます。

 

そして、凹凸というものを意識すると、よりリアルになるかもしれません。

凹んでいる部分、凸っている部分は、必ず陰影がつきます。

 

その明るい部分と影になっている部分を意識して塗り分けると、よりリアルになっていくと思います。

あとは自分との勝負ですが、根気よくモチーフの陰影を見極めて行きましょう。

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ぼくの個人的な陰影の見極め方なんですが、薄目でモチーフを見るというのがあります。

フォトショップのガウスフィルターをかける感じです。

そうやって試行錯誤しながらモチーフとずっと睨めっこします。

 

すると

 

似てるんだかなんだか分からなくなってきます。

 

半分ゲシュタルト症候群状態です。

 

そして

 

 

 

だぁ~~~~~っ!!!!!

ヤツアタリしました。

綿棒墓場です。

もう、闇しかないです・・・・

複雑な部分も根気よくガンバレ自分!

レースな部分などが多いとほんっと心折れそうになりますが、挫折せずにやりきったときの達成感は、感無量な気持ちに浸れます。

 

正直、模写していく作業というのをなめてました。

地道に塗り進めて行く作業は、思った以上に重労働。

トータル12~14時間くらいは絵と向き合ってたかな・・・

 

少し時間を置いてから見てみると、色々と粗が気になってくるところですが、まあ、趣味で描いたとすればこの程度描けてればいいかなと思います。

そして、動画サイトで写真と見間違えるような絵が出来上がっていく様を見て、もしかしたら自分にも描けるんじゃ?

なんて思ったのがきっかけで、こういった鉛筆画にチャレンジしてみたのは、このこの本田翼さんで3~4作目です。

思い立ってやってみたという、軽い気持ちではじめた鉛筆画ですが、その程度の経験でこのくらいまでは描けるようになります。

トレース

色塗り

こすって

色塗り

カンタンだと思いませんか?

座標から割り出してトレースさえ出来てしまえば、あとは単純作業です。

誰にでもできる作業だと思うので、興味を持った人はやってみるのも悪くないと思います。

そしてこの記事を読んで、鉛筆画をはじめてみて、「意外とカンタンでした!」という声を聞けたらステキだな、なんて思います。

こういったことがきっかけで、アートを楽しむ人が増えてくれたらいいなと思います。

作業過程を動画にしてみましたので、是非参考までに見てみてください。